|
八島(やしま)は瀬戸内海の島で、山口県熊毛郡上関町に属している〔。本州からは12kmの沖合にあり、山口県の最南端である〔。 2015(平成27)年の国勢調査では、世帯数24、人口34人となっている〔。 ==地勢== 島の面積は面積4.17km2。「大島」「小島」「与崎」と称する小高い地形が砂州で繋がって1つの島になっている〔。このため、2島のようにも見える〔。 島の北側の「与崎」は長さ1kmほどの岬状の地形で、広葉樹(カシワ)と針葉樹(ビャクシン)が混生して群落を形成している〔〔。 「与崎」は、壇ノ浦の戦いに先立って安徳天皇が八島に立ち寄り、岬を「よい崎」と称賛したことに由来すると伝えられ、その森は神聖なものとして伐採されずに保存されてきた〔。 性質の異なるカシワとビャクシンが優占する植生は珍しく、中国地方ではここでしか確認されていない〔。このため「八島与崎のカシワ・ビャクシン群落」として2003(平成15)年に山口県の天然記念物の指定を受けている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八島 (山口県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|